ちょっとお仕事っぽいのお話を
本当は今構築中のコーポレートサイトに載せるつもりだったのですが、構築に手間取ってまして(単に忙しいだけですが….)こっちに書いちゃおっと
私の会社は、「おしどりビジネスサポート&コンサルティング株式会社」といいます。もう4歳になる会社です。昨日は、サーバーのメンテナンスをやってたりと、何やっているか実態がわかりにくい会社ですが、一応主業の一つとしているのが、ファイナンシャルプランナーの事務所です。中小企業向けの経営コンサルティングもやっていますが既存でお付き合いのあるところ以外は現在新たな案件は受けてません。
昨年からは、ファイナンシャルプランナー事務所としての業務の拡大をするために下地づくりをしていたのですが、お客さんから相談などを受けるにあたり定期的に作っているペルソナモデルというものをご紹介しようと思います。(前置きが長い)
ちょうど今週このペルソナモデルの見直しを行ったんです。ちなみに、当社のファイナンシャルプランナーは業務委託を含め私以外に3人いますが、まだこの話はしてません。実際もうちょっと動けるようになってから話そうと思ってたのですが、すっかり忘れてました。
ペルソナモデルとは仮想のユーザーモデルです。当社に相談にくると思われるお客さまをイメージしながら人物像を描いていきます。この作業をペルソナデザインというのですが、当社としてのペルソナモデルは細かいモデルを書くのは割愛しますが、実態を踏まえて色々アップデートしており、2013年4月現在で以下の3つのペルソナモデルを作ってます。
1.林中太郎 (28歳・男性)、美樹(26歳・女性) 新婚 所謂DINKs
2.園中浩(35歳・男性)、由紀恵(34歳・女性)、亮太(0歳・男性) 子供が生まれたばかり
3.神西大輔(55歳・男性)、麻美(51歳・女性)、雄大(23歳・男性) 子供は社会人でこれからリタイヤのことを意識
見てわかるように名前もちゃんとつけてますし、ちゃんとこまかいキャラ設定もあります。このモデルをもとにユーザー視点でどのようなことを相談するであろうか?必要な提案はなにか?などを考えながら検討を重ねてます。所謂サービスデザインやコミュニケーションデザインといったとこでしょうか。
現状ではここまでで止まっていたのですが、今年度はこれに準拠したツールの作成やもう少し突っ込んだユーザーモデルの検討の為のインタビューなどもやろうと思ってます。他がやっていないアプローチ方法でやるのがいいかなあと思ってます。
元々1990年代にUIデザインにおいて、アップルコンピュータがペルソナの概念を用いたと言われてますが、最近だと住宅メーカーの商品企画や、銀行のCSアンケートなどにおいてこのペルソナモデルを活用しているようです。私も前職で新サービス企画に従事していた際に、ペルソナモデルをデザインした上で企画書を1本書いたことがあります。当時日本でペルソナマーケティングのコンサルをやってた大阪の某社ともお付き合いがありまして、上司が陶酔してたんですね。
自分自身の仕事の顧客像をこのGWにデザインしてみてはいかがでしょうか?
当時こんな本を読んでましたな。事務所のどこかにまだあるかも….
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